選択理論心理学の用語集



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【基本的欲求】と【上質世界】の関係
*キーワード* 【基本的欲求】【上質世界】【イメージ写真】
■回答■
【基本的欲求】とは、遺伝子に組み込まれていると考えられる、誰もが生まれながらにして持っている欲求のことです。身体的欲求である「生存」と心理的欲求である「愛・所属」「力」「自由」「楽しみ」の5つからなり、人の行動の源となります。

【上質世界】とは、5つの基本的欲求の1つ以上を満たす、人・もの・状況・理想像・信念などが記憶されている特別な記憶の世界のことです。これは生まれた後に様々な経験を通して形成されていきます。上質世界に記憶される認知対象は【イメージ写真】と呼ばれ、これは一般的には願望と呼ばれているものです。私たちの行動は、効果があろうとなかろうと【上質世界】を手に入れるための試みと言えます。


【現実世界】とは?
■回答■
善悪、正誤などの意味付けは存在せずに、ただ単に、人、もの、状況などが存在している全ての世界をいいます。人に認知されてもされなくても、そこに存在している世界をさしています。


【感覚のシステム】とは?
■回答■
現実世界を取り入れる生理的な器官。感覚器官(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)として構成されています。人は、この五感を通してのみ現実世界を知ることができます。


【知覚のシステム】とは?
*キーワード* 【知識のフィルター】【価値のフィルター】【感覚のシステム】
■回答■
【知識のフィルター】と【価値のフィルター】で構成されています。知識のフィルターは、【感覚のシステム】を通ってきた情報が何であるのかを判別する役割を担い、価値のフィルターは、知識のフィルターによって判別した情報に自分なりの価値観を加えて識別する役割を担っています。価値のフィルターの価値観には、その人の上質世界が影響を及ぼしているといえます。


【知覚された世界】とは?
■回答■
現実世界に対して、感覚・知覚のシステムを通して自分なりに意味付けをした世界をいいます。現実世界の情報に対して、善悪、正誤、快不快などの主観的評価がなされた、一般意味論的、現象学的な世界です。人が現実世界を話す時には、実はその人の知覚された世界について話しているに過ぎず、グラッサーは「真の意味での客観はありえない」と述べています。


【全行動】とは?
*キーワード* 【行為】【思考】【感情】【生理反応】
■回答■
行動は、【行為】【思考】【感情】【生理反応】の四つで構成されており、常に全体的に機能しています。車で例えるならば、【行為】【思考】は前輪に相当し、行動の方向をきめる操作系の役割を持ち、後輪に相当する【感情】【生理反応】は、現在の自分の欲求充足がどのようにな状態であるのかを知らせる感知系の役割を担っています。車の前輪である【行為】【思考】は直接コントロールしやすく、後輪の【感情】【生理反応】は、前輪の【行為】、【思考】に伴って変化するため直接コントロールすることは困難です。したがって効果的にセルフコントロールを行うためには【行為】と【思考】を変えて、【感情】と【生理反応】の変化を確認することが役立ちます。選択理論では、ほとんどの行動は選択である、と説明しています。


【比較の天秤】(自己評価)
■回答■
脳の〈機能〉には、上質世界のイメージ写真(願望)と知覚された世界の情報を比較して検討(自己評価)する天秤のような働きがあります。願望と知覚したもののバランスが崩れる(合わない)と苦痛を感じ、「何か行動せずにはいられない」感じになり、願望と知覚したもののバランスがとれると快感を感じます。比較の天秤の変動に伴って生じる「何か行動せずにはいられない感じ」は【フラストレーションシグナル】と呼ばれています。これは脳内の神経伝達物質によっておこっています。


【ネガティブフィードバック】とは?
■回答■
次のような円環システムのことを【ネガティブフィードバック】といいます。
「上質世界のイメージ写真が得られていないアンバランスな状態を認知」
  ↓
「イメージ写真を手に入れるために何らかの行動をする」
  ↓
「行動の影響を認知する」
  ↓
「比較の天秤において知覚したものとイメージ写真を比較する」
  ↓
「ギャップがある場合には更に行動する」
  ↓
……(天秤のバランスが合うまで繰り返される)
  

ネガティブフィードバックの役割は、願望と知覚したもののバランスの崩れによるギャップを減少させることにあります。


【責任の概念】とは?
■回答■
選択理論で説明する責任とは、「他人の欲求充足を邪魔しないで自分の欲求充足をすること」です。また人間関係が良好になり、さらに人生の質が高まる“より良い責任”は「他人の欲求充足のお手伝いをしながら自分の欲求充足をする」ことです。


【身に付けたい7つの習慣】と【致命的な7つの習慣】
■回答■
【身に付けたい7つの習慣】とは、選択理論に基ずく行動習慣を例示したもので、「受容する、傾聴する、支援する、勇気づける、信頼する、尊敬する、違いを交渉する」などが代表的なものです。ほかにも、思いやりを示す、貢献する、励ます、誠実である等、内的コントロールに相当する行動で、人間関係を回復させ、問題解決に役立つ全ての行動を含みます。これらの行動は、人に対してだけでなく、自分に対して行うことも大いに有益であるといわれます。

【致命的な7つの習慣】とは、外的コントロールに基づく行動習慣を例示したもので、「批判する、責める、文句をいう、ガミガミいう、脅かす、罰する、褒美でつる」などが代表的なものです。ほかにも、他人と比較する、嘘をつく、格付けする、皮肉をいう、罪意識に訴える等、外的コントロールに相当し、人間関係を悪化させ、問題解決を困難にする行動の全てを含みます。これらの行動は、人に対して害がありますが、自分に対して行うことは更に有害であるといわれます。自分を「〜しなければならない」と画一的に規制する背後には、外的コントロールが存在しており、この規制をはずし、自分を助け出せるのは自分自身だけです。


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